赤い実は直径10mmほど、リンゴの原種に近い野生種「ズミ」です。花の季節はもちろん春ですが撮影日は10月19日です。
今年は台風の当たり年で道東方面に3発上陸。8月30日、10号が道南をかすめました。この時の風が久々の大風で屋根を剥がれた住宅も多く、山の木々も葉を傷めました。
夏の終わりころ、紅葉にはまだ少し間の有るこの時期に丸坊主にされた木は、来年用に準備してきた「芽」を急遽使うことになり、花と実が同時に見られることとなりました。
そんな訳でザリの餌にする落ち葉の漬け込みにも傷んだ葉が多く、「ことしは渋め」となりました。
1ヶ月ほど水を換えながら晒した後、雪に追われるように本漬けです。蓋つきのバケツに、1枚1枚丁寧に展ばしてびっしりと並べ水を張ってムロへ。このまま1年間、時々水を換えながら使っていきます。夏には17℃前後までなりますが、特に問題もなく1年間基本の餌となります。
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