巣穴から引っぱり出されて、母ザリの警戒フェロモンは全開。散らばっていた稚ザリたちはみんな母ザリの腹肢にしがみついています。
白い胃石が見えなくなっていること、腸管が黒いスジになって見えること、などから稚ザリたちがすでに自分でエサを摂っていることがわかります。このあと強制的に母ザリから引き剥がします。
引き剥がされた稚ザリたちはお母さんのお腹が恋しくて、狭い隙間に密集しています。
稚ザリたちは、1日くらい後には散らばって単独生活するようになり、数日後に脱皮して3令になるころには共食い・生存競争が激しくなります。
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