2016年

2016年 · 2016/12/29
 水温は2~3℃、あと半月もすると飼育水にも薄氷が入る季節となります。  2013年初めて繁殖に成功した稚ザリ達は4回の夏を経て50mm前後、瑠璃色のザリガニに育ちました。秋に交接を済ませ、水温の上がり始める3月ころの産卵にむけて静かに冬ごもり中です。  みなさま良い年をお迎えください。

2016年 · 2016/12/06
 赤い実は直径10mmほど、リンゴの原種に近い野生種「ズミ」です。花の季節はもちろん春ですが撮影日は10月19日です。  今年は台風の当たり年で道東方面に3発上陸。8月30日、10号が道南をかすめました。この時の風が久々の大風で屋根を剥がれた住宅も多く、山の木々も葉を傷めました。...

2016年 · 2016/11/16
 こんな変なのが・・・。頭胸甲と腹節の一部が「青色」で、脱皮してもそのまんま。「茶♂×青♀」から生まれ、現在30mmほど。生長につれだいぶモザイクが目立つようになってきました。...

2016年 · 2016/10/30
 ベテランの大型♀に若い♂を合わせてみました。茶♀は2012年秋以来いろいろな繁殖テストにも付き合ってもらっていて、このブログにも度々登場しています。青♂は2013年生まれ、昨年秋に交接を2度経験しています。サイズは♀67mm、♂50mmです。 

2016年 · 2016/10/21
 このところの水温低下は急速です。  累代繁殖に再挑戦!!初めて繁殖に成功した2013年生まれの子たちのうち、早めに脱皮を終えた♂♀を会わせてみました。  順調に交接へ。出会った♀をなだめて自ら仰向けになって正対します。下の方が♂、交尾肢が見えています。

2016年 · 2016/10/14
 2013年生の♀、2015年10月の脱皮殻です。殻からの推定で46mmというところでしょうか。  2015年11月に同歳の♂と交接しましたが、産卵しませんでした。

2016年 · 2016/09/25
 9月も下旬となり、裏山の湧水を掛け流している水族館の飼育水温は15℃前後となってきました。  盛夏には、冷凍したペットボトルを使って22℃までに抑えてきた自宅の飼育槽もだいぶ下がってはきましたが、まだ18℃ほどはあります。...

2016年 · 2016/08/15
 室蘭水族館の展示水槽です。春の開館に合わせてセットアップした数日後5月1日のもの、下の写真は8月3日のものです。60㎝水槽の前面ガラスに沿って大きな巣穴が掘られています。    「巣穴の中を覗いて見たい」というお客様の要望に応えるために準備し、ザリガニがこちらの「仕掛け」どおりに巣穴を掘り込んだものです。

2016年 · 2016/08/08
 室蘭水族館の展示水槽です。ニホンザリガニの青色変異個体の繁殖に成功、この時(2013年)生まれた個体が40mm超となったので、今年は常設展示に挑戦中です。  北海道とはいえ冷房設備のない館内展示コーナーでの長期展示には工夫が要ります。  1)長い巣穴を好きなだけ掘れるように  2)青い美しい全身を観察できるように...

2016年 · 2016/07/25
 脱皮後10日、色も落ち着いてきたので再登場です。メジャーに押し付けての無理やり採寸で73mm。  65mmを超えた2014年以降は年1回の脱皮で、生長量も2~3mm程度です。動作もなんとなくゆっくりで貫録あります。...

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