· 

おめみえ?ⅱ

 

 抱卵♀を展示します。3月8日の産卵から1ヶ月後の状態、順調そうですネ。9歳TL70mmですから80~100卵くらいあるのでしょうか。

 

 6月末の孵化。展示水槽の環境で無事孵化まで行けるかどうか。特別な問題が起きなければそのまま10月の水族館閉館まで続行の予定。

 

 展示水槽は6日に立ち上げました。埋め込んである平石に沿ってこちらの想定どおりの巣穴を掘り込んでくれるでしょうか。

 

 裏山の湧水を底面から給水しています。ザリは下からジワ~ッと湧いてくる水を感じながら巣穴を掘ることになります。巣穴の中の排泄物も水溶成分は下から湧いてくる水によって運び出され、さらにスリットから外へ。

 

 水槽セットから1日水を回して、7日にお引越し。どうやら気に入ったようで落ち着いています。

 

 4月27日の水族館オープンまで、どの程度まで巣穴を掘り込んでくれるでしょうか。

 

(画像をクリックすると拡大します)

コメントをお書きください

コメント: 8
  • #1

    碧い彗星 (水曜日, 11 4月 2018 20:26)

    こんにちは、これは、また、興味深い試みですねー、、親のチョイスといい、開園からといい、けっこうギリ狙ってるなと思います。目が離せませんね。後は予測不能な子どもたちかな?でも上手くいくといいですね、是非見てみたいものです。

  • #2

    北の瑠璃 (金曜日, 13 4月 2018 08:55)

    碧い彗星様 こんにちは。
    大型♀でタップリ抱卵、しかも青色のニホンザリガニです。
    卵の発生もガラス越しに観察できます。
    「本邦初」もいくつか・・・。ザリ好きにとってはナカナカかと思います。
    ところが!!
    これが、お客様の注目をほとんど引かないのです。
    手の古い角質を取ってくれる doctorfish ガラルファ、タラバガニや2mもあるミズダコ、ふんわり浮かんでいるミズクラゲ、そして私の運転する豆汽車。
    昭和28年オープンのレトロなミニ水族館には強敵が、しかも入館料大人400円です。


  • #3

    縁の坂道 (金曜日, 13 4月 2018 17:41)

    はじめまして
    突然のコメント失礼いたします。
    現在関東に住んでおりますが、出身は青森でございます。
    もう、30年以上前になりますが、湧水にニホンザリガニがいたのを思い出しております。
    いくつかの場所でニホンザリガニが生息しておりましたが、そのうちの1つに青いニホンザリガニが生息する川がありました。
    現在は川すらなくなり建物が建てられております。
    このブログを拝見させていただき懐かしく思い出しました。
    ブログ楽しみに拝見させていただきますので、よろしくお願いいたします。

  • #4

    北の瑠璃 (日曜日, 15 4月 2018 21:54)

    緑の坂道様 はじめまして。コメントありがとうございます。
    胸がキュンとなる懐かしいお話ですネ。

    北海道の伊達市で2002年に1匹見つかったことが新聞報道されています。
    道南では「一生に一度出会うかどうか」というくらい珍しいのですが、
    2012年秋に室蘭市で♂♀が相次いで見つかったことから
    困難とされてきた繁殖に挑戦、
    青色の遺伝することが明らかになりました。

  • #5

    たい (水曜日, 18 4月 2018 08:26)

    おはようございます
    今年も年間パス買って行きます
    伊達の川茶色いニチザリも発見できませんでした
    個人の敷地内だったのかな?と思いました
    北の瑠璃さん 白ニチザリの話ですが脱皮しても白いか確認したいからごめんなさいと言われました

    また 打診してみます

  • #6

    チカポン (火曜日, 24 4月 2018 12:42)

    こんにちは!
    とても素晴らしい夢のような展示になりますね!
    実際に足を運んで見てみたいです。
    網走産メスの相手をずっと求めて来ましたが、先日道南産のオスを手に入れる事ができました!
    今季、ブルーの繁殖は失敗に終わりましたが、来年は頑張ります♪

  • #7

    北の瑠璃 (木曜日, 03 5月 2018 16:40)

    たい様 リコメが遅くなりました。
    今のところ経過順調そうですネ。
    年間パスで何回も見に来ていただけるだけの展示になれば良いのですが。
    孵化後何日くらいで稚ザリは独立するのか、秋まで親子の関係はどう変化するのか。
    「餌の補給」を中心にするくらいで、あまり「余計な手」を加えないで、親子関係の変化などを長期観察してみたいと考えています。

  • #8

    北の瑠璃 (木曜日, 03 5月 2018 16:50)

    チカポン様
    今回展示♀のお相手は「爺~じ」です。
    彼は2014年、2016年の秋は全く交接しなかったのですが、2017年秋は何の問題も無くOKでした。乱調の原因は不明なのですが、飼育槽の位置により「日長変化の感知」に問題が有ったのではないかとの推理で、今年秋に向けて裏付け実験中。
    77mm推定12歳まだまだ元気です。