今年は冬の訪れが少し遅いようです。今朝の飼育槽水温は6℃、外にある水には薄氷が張っています。
飼育水温の変動にはいくつもの要素が関係してきます。
①1年周期の季節変動。
②数日~十数日周期の気象の変化に
ともなう変動。
③1日周期で、早朝が低い日変動。
④暖房やエアコンなど、人間生活の
影響。
⑤水槽クーラーや冷蔵庫を利用した
人工の温度環境。
ヴァージンウォーター、湧水や沢の源流部といったニホンザリガニ生息地の水温変化は一体どうなっているのでしょうか? ②③④⑤の影響を受けない、日々の変動の小さい安定した温度環境であることは容易に想像できます。
グラフのオレンジ、ブルー、グレーはそれぞれ水道水、水族館、自宅の飼育槽の季節変動を示していますが、いかにして②③④の影響を排除して安定した飼育水温を実現できるか・・。「20℃を超えない温域」についての記述はよく目にしますが、日々の変動幅を小さくすることにももっと注目すべきです。
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G (金曜日, 18 12月 2015 08:28)
おはようございます
私の住んでいる所での飼育環境では
最初に乗り越えなければならない
重要な点ですね…
北の瑠璃 (土曜日, 19 12月 2015 20:34)
Gさん
こんばんは。
そうですネ。
でも、北海道でも、一般的には室内で飼うことになるので
夏の高温対策のほかに、暖房のために「冬も温度を下げられない」ってことも・・