大ミミズを仕留めて一息ついているところです。自分とやや同じくらいの胴回りの相手が、圧倒的なパワーでのたうち回っている間もハサミを離すことなくそのまま食いついていました。必殺のハンターです。
今回はミミズの前部(頭部?)に食いついて致命傷になりましたが、後ろの方だとわりと簡単に千切れ(自切?)他の部分は逃げ去ります。
ミミズは大量の粘液を放出しますし、傷口からは赤い血も出ます。ザリガニには唇が無いので、噛み切った肉片を飲み込むまでの間に肉汁もまき散らします。
これらの水質悪化は逆にニホンザリガニにとって致命的です。小さめの水槽であれば、ミミズの生死とは関係なしに、水質悪化でニホンザリガニの方が死にます。
画像からは色々なことが読み取れます。画像が鮮明で水が綺麗なことに気付いていましたか? なぜ水質悪化の濁りが見られないのか疑問を感じていましたか?
生息地では泥を巻き上げるような濁りは数十秒で流れ去りますし、巣穴の中も水が流れる構造になっています。止水の場合はカルデラ湖のような環境です。狩が成功し、大きな獲物に飽食し食いカスを放置しても、他の個体や他種の生物が後を引き受けます。水質悪化により肝腎なニホンザリガニ自身が死んでしまうなんてことは起こりません。ニホンザリガニはヴァージンウォーターの住人です。
画像の場面では底面給水になっていて、底の砂礫の間から弱い水流が湧き上がりオーバーフローで回収されています。
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G (火曜日, 18 8月 2015)
こんばんは
これは見応えのある写真です❗
自然界でも有り得る事なんでしょうね
私の飼育水槽では
今ままでとは違う換水方法をテスト中です
今のところ、感じが良さそうなので
このまま、しばらくやってみるつもりです